切ない、嬉しいバンド 「スカート」

ストーリー

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『スカート』その名前をどんどん最近聞く。
私がスカートに思うことは不思議な事ばかりである。

私はあまり『ミュージシャン』の私生活に興味がなく、
「○○(バント名)の××さんってカレーが好きなんだって〜」とか、
「○○さんは○○(他のバンドの人)さんと仲がいいんだって」とそういうミュージシャンの私生活的なものを聞くと不思議に思う。

そんな事ってどうでもよくない?

今まではその人が提供している物が良くって、曲ばかり聞いていた。
その人がどういう事を思ってその曲を作ったのだとか昔はどうでもいいことだった。

だけど最近は興味が出てきて、この人はどんな気持ちで曲を作っているのだろうと考えるとわくわくする。その一人がスカートの「澤部さん」である。

スカートの事は1stアルバムが出たときに知った。(ニワカや!)
知り合いのライターさんが絶賛していたのと、知り合いがジャケットを書いていたからという単純な理由。

一番最初に聞いたときはなんだかあんまりグッと来なくって、
うーん?という感じだった。2stアルバムが出た頃、

音源を聴き直したらジワジワと胸に来るものがあった。切ない感じ、懐かしい感じ、悲しい感じ、楽しい感じ。

今学生だったら学校をエスケープし、私は川沿いを歩きながら良いヘッドフォンで「S,F」を聞いていたに違いない。
高校生の頃に戻りたい。そしてスカートのCDを聞きたい。

話を戻すと、人の事を知るのはとても怖い。

だけども、その人の作品を見たとき、私生活やバックホーンがある程度情報が入っていると「こういう事を考えているから、」「こういうものが作れるんだ」と最近私は素直に感動するのであった。

それは作品を作っている人にとって多分一致しないことが多いだろうし、「なんだか気持ち悪いなぁ」という感じかもしれないけども、

一ファンとしては嬉しいことなのである。
だから澤部さんのとどまる事の知らない同人活動Twitterでの多くのつぶやきにはいろいろと胸を打たれる。

なんだかうまくまとまらなかったけど、スカートはいいバンド。切なくて、嬉しいバンドだと思います。
これからもどんどん応援していきたい。